ウィリアムヒル(WilliamHill)の違法性について詳しく解説【2020年最新版】
イギリスの公式ライセンスを持つウィリアムヒル。日本のニュースでも取り上げられるほど、有名ですし危険はなさそう・・・でもそもそもギャンブルって違法じゃないの?と思っている方は多いと思います。
結論から言えば、答えはグレーゾーン。はっきり違法とも、はっきり合法とも言えない状況ではあります。しかし、多くの弁護士の方々の意見を総合すると、「逮捕されることはまずでしょう」という意見が大半です。
それはなぜなのでしょう?理由とちょっとした注意点をお知らせします。
「逮捕されない?」その根拠は?
日本の法律では今のところ、賭博をプレイしたもの、賭博を提供したもの(胴元)両方をセットで処罰の対象としています。つまり、ウィリアムヒルでベットを行ったことで、逮捕されるならば、ウィリアムヒルも逮捕されなくてはならないのです。
当然ウィリアムヒルはイギリスでは合法であり、信頼ある企業が運営するサイトです。日本の法律で違法だと裁くことはできません。この観点からも弁護士の方々は「逮捕はまずない!」と断言しているのだと思います。
そもそもウィリアムヒルの信頼性は?
有名で、信頼のあるとは常々言ってはいるウィリアムヒルですが、信頼あるってどうして言えるの?という疑問もあるかと思います。
ライセンスを取得
海外で公式に運営するカジノ会社はイギリスのみならず、様々な国にありますが、これらの会社は基本、全ての運営において国や、政府の発行するライセンスが必要になります。
ウィリアムヒルはイギリス領ジブラルタル島の政府から受けられるライセンスで運営されています。これは世界的にみても信頼のあるライセンスだと認識されています。(余談ではありますが、反対にあまり信頼のないライセンスもありますので、ライセンスを持っているからといって一概に安全とは言えません)
第三者機関の監査も定期的に受けていますし、サイトにはライセンス番号や、登録番号もしっかり公開されています。
William Hill はジブラルタルで登記されている企業であるWHG (インターナショナル)によって運営されています。 William Hill は英国の利用者に向けて ギャンブリングコミッショナー ( 認可番号 000-039225 R-319373-001) によって認可を受け規制され、すべての利用者に向けてはジブラルタル政府によって認可を受けジブラルタルの ギャンブリングコミッショナー (登録認可番号034 & 042)によって規制されます。
William Hill の登録されているオフィスの住所は 6/1 Waterport Place, ジブラルタルで、登記番号は99191です。 William Hill はI.B.A.Sのブックメーカーとして登録されています。
日本で逮捕のニュースを聞くけど?
最近ニュースで「ネットカジノ店摘発」などのニュースを聞きませんか?
やっぱり逮捕されてるんじゃん!と思った方!これは全く違う状況です。インターネットを通じて行うカジノを店舗で行った為逮捕されたのです。
例えばウィリアムヒルに接続されているPCが数台置かれていて、そこでカジノを行ったとします。儲かったお金は、お店の人が手数料を引いて、現金で帰りに受け取ります。
これは完全にアウトです!!これはお店側が胴元であり、賭博が日本で行われているとみなされるからです。
スマートライブカジノの逮捕例
ネットカジノを家のPCでプレイして摘発された初の事例です。
イギリスの公式ライセンスを持った違法性のないネットカジノ(スマートライブカジノ)でしたが、運営方法がかなり日本を意識しており、サイトも日本語、ディラーも日本人、営業時間も日本の夕方から深夜と、完全にターゲットを日本に設定していました。
また、摘発された人達は、このスマートライブカジノでのプレイ記録をSNSで公開していました。
このことから、警察に目をつけられ、摘発にいたったのだと思われます。摘発された人は2名は罪を受け入れ罰金を払いましたが、1名は裁判を起こし不起訴になっています。(この事例からも弁護士はまず捕まらない。捕まっても不起訴にできると考えています)
ウィリアムヒルでプレイするなら自宅でこっそりと!
違法ではない!と声を高らかにはまだ言えませんが、ウィリアムヒルをプレイして逮捕されることはまずないと思います。ただ、お店でのプレイや、SNSで自慢は絶対にやめて下さい。また、日本のカジノ法も今かわりつつあります。今後の動き次第では、グレーではなく真っ白になる日も近いかもしれません。それまでは、個人でひっそりと楽しみましょう。